- こうてい
- I
こうてい【公定】公の機関が定めること。IIこうてい【公廷】「公判廷」の略。IIIこうてい【公邸】高官のために公的機関が設けた邸宅。⇔ 私邸IVこうてい【功程】仕事のはかどりぐあい。V
「凡(オヨソ)人特に労苦の~に由て非常の業を成就することなり/西国立志編(正直)」
こうてい【孝悌・孝弟】〔論語(学而)〕父母に孝行をつくし, 兄など年長者によくつかえること。VIこうてい【工程】物品の生産・加工を計画的・能率的に行うための作業の手順。 また, 作業の各段階。VIIこうてい【康定】中国, 四川省西部の都市。 付近で薬種・毛皮を産する。 漢族とチベット族の交易の地。 もと西康省の省都。 旧名, 打箭炉(ダセンロ)。 カンティン。VIIIこうてい【後庭】(1)建物の後方の庭。⇔ 前庭(2)宮中の奥御殿。 後宮。IXこうてい【抗抵】手向かうこと。 抵抗。X「敵するものには~すれども/舞姫(鴎外)」
こうてい【更訂】文章の内容・表現などを作り直して, 正しく改めること。XIこうてい【校定】書物の字句などを比べて, 正しい本文をきめること。XIIこうてい【校庭】学校の庭や運動場。XIIIこうてい【校訂】古書などの本文を他の伝本と比べ合わせて訂正すること。XIV「~者」
こうてい【皇帝】(1)諸王に超越する王の称号。 中国では, 秦の始皇帝およびそれ以降の歴代王朝の統一君主。 西洋では, 古代ローマ帝国の統治者およびその名称と権威を継承する諸君主の称号。(2)君主国で君主の称号。XVこうてい【皇弟】天皇の弟。 すめいろと。XVIこうてい【考定】考えてはっきりさせること。 また, その考え。XVII「律法を~せば/明六雑誌 16」
こうてい【考訂】考えて訂正すること。XVIII「工芸の精粗を比較~する/西洋道中膝栗毛(魯文)」
こうてい【肯定】(1)物事を, 正しいとか妥当であるとかと認めること。 積極的に意義を認めること。 同意。 是認。「相手の主張を~する」「自分の人生を~する」
(2)〔論〕 提示された命題を真であるとすること。⇔ 否定〔affirmation の訳語〕XIXこうてい【航程】船や航空機で行く, 目的地までのみちのり。XXこうてい【行程】(1)目的地までの距離。 みちのり。「八時間の~」「~がはかどる」
(2)旅行の日程。(3)往復機関で, シリンダー内をピストンが一端から他端まで動く距離。 ストローク。 衝程。XXIこうてい【高低】(1)高いことと低いこと。 高さと低さ。「土地の~」「音の~」
(2)上がることと下がること。 上下。XXII「貨物の価格(ネダン)迄…自由に之を~するを得ず/浮城物語(竜渓)」
こうてい【高弟】弟子の中でも特に優れた者。 高足。XXIIIこうてい【黄帝】中国, 古代伝説上の帝王。 三皇五帝の一人。 姓は公孫, 名は軒轅(ケンエン)。 「史記」によれば炎帝の子孫を破り, 蚩尤(シユウ)を滅ぼして天子になったという。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.